2019年に扶桑社から発売された「ぶぶちよ絵日記」や張り子作品が人気のぶぶちよさんの原画展を、9/5〜9/23まで店内にて開催します。
今回は、zine「ぶぶちよ絵日記 猫編」の作成を記念した原画展。
— 以下 ぶぶちよさんSNSより抜粋 —
9/5〜9/23
小田原市の書店 南十字さんにて
『ぶぶちよ絵日記 原画展』を開催します。
猫編(ZINEです)作成を機にこれまで描き続けてきた絵日記の原画を展示、販売します。
数年前の出版ではプロの方々と本を作るというありがたい経験をさせていただきました。
チームで作り上げるクオリティの高さと力強さに感動したし
とても楽しくて「また一緒に仕事しようね」の言葉に胸が熱くなりました。
そう言ってくれた方が亡くなったという知らせが届いたのは昨年のことでした。
突然のことでショックで自分が悲しいのかもわかりませんでした。
しばらくして、ふとした瞬間に
「あぁ、あの人とはもう二度と会うことはできないんだな」という寂しさが急に押し寄せてきました。
私は当時よりもずっと心身共に元気になりましたが
元気になるのに比例して、小さな紙に絵日記を描き続ける情熱が薄れてゆき、もっと大きな絵を描きたいと思うようになりました。
この9月の展示は、変化した自分への一区切りと
いつも見守ってくださった皆さまへの感謝と
「また一緒に仕事しようね」と子どもみたいな笑顔を残して逝ってしまったあの方へのさようならの気持ちです。
今回なぜ小田原なのかというと
絵日記を通じて繋がったご縁のおかげです。
何度か打ち合わせで小田原を訪れましたが
海無し県に住む私は海の大らかさに感動しました。
9月 観光がてらにお越しいただけたなら幸いです。
ぶぶちよさんプロフィール:レシートの裏などに描いた絵日記を2017年春からTwitterで発表し始める。2019年に自主製作した『ぶぶちよ絵日記』と画集が好評のうちに完売。イラストや漫画のほかに張り子作品も作り、年に一度個展を開いている。趣味は喫茶店で過ごすこと。得意料理は「いももち」。