(大変申し訳ありません。SNSでの告知前に満席になってしまいました…)
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7/23(日)14:00~16:00
小説「ボイジャーに伝えて」×知名オーディオ
〜小説に出てくる音の世界を堪能しよう〜
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"自然の中にある何かに手を触れて、その向こう側へ抜けると、そこは宇宙へつながっている"
昨年、南十字メンバーの運営する風鯨社より出版された小説『ボイジャーに伝えて』(著:駒沢敏器)は、フィールドレコーディングの旅をしながら、音の向こうにある世界を追い求める青年が主人公。
音を巡る旅の中で、彼はあるスピーカーと出会い沖縄に導かれ、物語が展開していきます。
この作品は著者である駒沢敏器さん自身の体験が色濃く反映された小説ですが、
その小説内で出会う不思議なスピーカーとそれを開発した”仙人のような“開発者は、実在の沖縄のオーディオメーカー「知名オーディオ」さんがモデルとなっています。
そんな『知名オーディオ』さんが南十字に来てくれることになり、小説内の音の世界を現実に体験する機会ができました!
著者の駒沢敏器さんが生前録音に参加した音源や、小説内にも登場する実在のフィールドレコーディングラジオ局St.GIGAの音源などを実際に試聴。
その他にも様々な音源や曲を聴いてみて、知名オーディオさんのスピーカーの音を堪能しようというイベントです。
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◆前半:<『ボイジャーに伝えて』の音の世界>
小説『ボイジャーに伝えて』に登場するスピーカーの登場シーンの紹介と知名オーディオさんによるお話、実際に小説内に登場するスピーカーで、著者の駒沢敏器が録音に参加したSound Bumの音源や、小説内で主人公が憧れる、実在したフィールドレコーディングのラジオ局『St.GIGA』の音源を聴いてみよう。
◆後半:<音源持ち寄り試聴会>
参加者の持ち寄った音や知名オーディオさんのスピーカーで聴いてみよう。
全国のお寺のお経音源や、ヒマラヤの自然の音、フィールドレコーディング以外の楽曲など
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※ 大変申し訳ありませんが、SNSでの告知前に満席になってしまいました。せっかくなので告知文だけ掲載させていただきます!
知名オーディオさんは東京などでも定期的に視聴会を行なっていますので、ご興味ある方はぜひ足を運んでみてください。
……以下『ボイジャーに伝えて』本文より……
このアンプとセットになっているスピーカーはあれです、と言った。直径10センチくらいの黒いパイプが2本、高さは1メートルほどだった。どこからどう見ても単なる筒で、そこから音が出るようには見えない。(p143)
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不思議な形をしたスピーカーから流れ出る公平の音は、お店の空気のなかで、ふたたび生命を得たかのようだった。(p190)
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さして大きくもない細長いパイプなのに、音の本質を表現してしまう。原音を忠実に再現するというよりも、かたちにならない本質を取り出してみせるようなところが、こいつにはあるんです(p198)
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知名オーディオ ブランドサイト:https://tina.audio.co.jp/